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表紙を飾った花たち

出典の説明は旧仮名遣いのものは、そのままとし、漢字はパソコンで簡単に変換できるものにしました。

季節の花

春の七草

・セリ ナズナ ゴギョウ ハコベラ ホトケノザ スズナ スズシロ
セリ 芹 [セリ属] せり科 繖形(さんけい)科

新苗が沢山出る様子を争いあっているようだからと言う説がある。春の七草の1つ。各地の湿った所や溝の中に生え、葉には香りがあり食用に栽培する多年草。秋には匍匐枝の節から新苗を出し翌春に最も盛んに成長する。葉は互生し柄の基部は茎を抱く。花は7~8月

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ナズナ [属] 科

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秋の七草

・ハギ ススキ キキョウ ナデシコ オミナエシ クズ フジバカマ
ハギ(マルバハギ) 萩 胡枝花 [ハギ属] まめ科 豆科

生え芽の意。円葉萩。本州から九州及び朝鮮半島、中国の暖帯に分布。山野に生える落葉低木。高さ2mくらい、多く分枝、白短毛がある。葉は互生で有柄、3出複葉、小葉は2~4㎝、裏面短毛多く淡白色。花は8月~10月、葉より短い総状花序。がく4深裂、旗弁は大きく紅紫、翼弁濃紫、竜骨弁淡紫紅色、雄しべ10。

萩_1 萩_2

多ク山野二自生スル多年生灌木様草本デ、茎高サ五・六尺二達シ、叢生シテ枝ヲ分カツ。幹ハ冬全ク枯レズ、故二年ヲ経ルモノハ頗ル粗大デ灌木様ヲナスコトガアル。葉ハ一柄三箇、葉尖二軟刺毛ガアル。秋日葉腋梢頭二多数房状ヲナシテ紅紫色ノ蝶形ヲ開キ、花後莢ヲ結ブ。時二観賞用トシテ栽培ス。本種ハ栽培変種頗ル多シ。

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ススキ 薄 芒 尾花 刈茅 [ススキ属] いね科

芒はすくすく立つ木(草)の意。日本各地、朝鮮半島、中国に分布。山野の至るところに生える多年草。群生し高さ1~1.5m,根茎は短く分枝し硬質で節がある。茎は直立して節があり円柱形。葉は互生し細長く線形、縁に細歯がある。秋、茎の頂に黄褐色か紫褐色の大きい花穂をつける。花穂の各節に2個の小穂。

薄_1 薄_2

到ル所ノ山地草原等二生ズル宿根草本デ、年々宿根カラ茎葉ヲ抽キ高サ五・六尺二達シ縁辺ハ特二粗イ鋸状ナル細長ノ平行脈葉ヲ生ズル。秋日茎頭二黄褐色ノ長イ穂ヲ出ス。コノ穂ヲ尾花ト称シ秋ノ七草ノ一デアル。茎葉ヲ以テ屋根ヲ葺ク二用フル。

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キキョウ 桔梗 [キキョウ属] ききょう科

漢名桔梗の音読み。秋の七草に詠まれるアサガオはこの花といわれる。東アジアの温帯に分布。北海道西南部から沖縄の日当たりよい山野の草地に生え、また花は観賞、根は薬用として古くから栽培される多年草。茎は高さ40~100㎝、傷つくと白液を出す。葉は長さ4~7㎝。花は7~9月、花冠は径4~5㎝。雄しべ5。白色や二重咲きの園芸品種がある。

桔梗_1 桔梗_2

キキヤウ 山野ニ自生スル多年生草本デ茎ハ二・三尺二達シ圓柱形ニシテ質硬ク直立スル性ガアル。葉ハ披針形叉ハ長卵形デ縁邊二鋸歯ヲ有シ、多クハ互生スル。花ハ大型デ茎及ビ枝ノ頂端二生ジ花冠ハ釣鐘状デ五裂シ其色紫碧色叉ハ白色デ秋日開ク。観賞用トシテ栽培シ、若イ葉茎ハ食用トスル外根ヲ藥用ニ供セラル。

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ナデシコ 撫子 カワラナデシコ ヤマトナデシコ [ナデシコ属] なでしこ科

撫子は可憐な花の様子に基づく。欧州、アジアの温帯に分布。日本各地の山野に生える多年草。秋の七草の一つ。茎は数本束生、直立、高さ50㎝内外、葉は対生で節を抱き、長さ3~9㎝。花は6~9月。がく筒長さ2~3㎝、5裂。小胞4~6.花弁5、縁は糸状に深裂、基部に緑毛がある。雄しべ10.花柱2。

撫子_1 撫子_2

山野二自生ノ多イ宿根草本デ秋ノ七草ノ一ツデアル。茎高サ十二尺、葉ハ線状披針形デ膨起シタ節ヲ擁シテ対生スル。九月頃梢枝ヲ分チ、淡紅色デ花辨ノ縁邊ガ複雑ニ深裂シタル花ヲ開キ、愛ラシイモノデアル。からなでしこニ対シテやまとなでしこトモ云ヒ初秋ノ候田野河邊等二咲キ出デタル様ハ愛ラシイ。

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オミナエシ 女郎花 [オミナエシ属] おみなえし科

オトコエシに対して全草が優しいので女性にたとえていう。秋の七草の一つ。女郎花は日本漢字名。東アジアの温帯から暖帯に分布。日本各地の日当たりのよい山野に生える多年草。根茎は太く横に伏し、株わきで新苗が分かれて繁殖。茎は直立、高さ1mくらい。花は8~10月、径0.3~0.4㎝散房状。子房は下位、3室で1室だけが結実。花冠5裂、雄しべ4

女郎花_1

ヲミナヘシ 山野ニ自生スル多年生草本デ茎ハ三・四尺二達シ、葉ハ對生デ下部ノモノハ羽状複葉、上部ノモノハ細長ノ小箪葉或ハ三裂ス。花ハ黄色デ複豪散花序ニ着生スル。本科ノ植物ハ花後ガクノ縁邊二羽状ノ剛毛ヲ開出スルモノト開出シナイモノトアル。本属ハ即後者ニ属シ三雄蘂ヲ有スル。

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クズ 葛 [クズ属] まめ科

クズカズラの略。一説に大和の国栖の人が葛粉を作って売りに来たことからという。東南アジアに分布。各地の山野に生える多年草。全株に粗毛がある。茎は基部木質、つる性で10m以上。葉は互生、長柄で3出複葉、小葉は長さ17㎝位。花は8~9月、長さ15~18㎝の総状花序。豆果は長さ5~10㎝、開出毛密生。根は薬用。雄しべ10。現在では世界の侵略的外来種ワースト100 (IUCN, 2000) 選定種の一つである。[Wikipedia]

葛_1 葛_2

山野二自生スル宿根草本デ茎高二・三丈二達スルモノガアル。葉ハ大型デ三箇ノ小葉カラ成リ、茎ト共二褐色ノ毛苔二富ム。秋日葉腋二、五・六寸ノ穂ヲ出シテ蝶形ヲ付ク。花色紫赤色ヲ呈シ、花後大ナル莢ヲ結ブ。根ヲ取ッテ藥用ト成シ、叉葛粉ヲ製ス。秋ノ七草ノ一デアル。

葛_3 葛_4
葛_5 葛_6

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フジバカマ 藤袴 [ヒヨドリバナ属] きく科

秋の七草の一つ。中国では香草の別名あり。生乾き時に芳香があり、身につけ、浴場に入れ、また洗髪に用いた。奈良時代に中国から入り帰化したと思われる。本州関東から九州および朝鮮半島、中国の河岸の土手などにはえ、観賞用に栽培される多年草。地下茎は横にはう。茎は多く集まって直立。高さ1mくらい。花は8~9月。頭花は5個の管状花。

藤袴_1 藤袴_2

フヂバカマ 多く山林叉ハ河畔等二自生多キ多年生草本デ茎ハ高サ三・四尺二達シ葉ハ對生ス。通常三裂シテ梢々三出複葉ノ観ヲ呈スルガ、梢上葉ニ至レバ無裂ナルガ普通デアル。何レモ縁邊二鋸歯ヲ有シ葉面多少光澤ヲ有ス。茎葉トモ二梢々紅色ヲ帯ビ一種ノ佳香ガアル。秋日淡紫紅色ヲ呈スル頭状花ヲ衣笠状ニ着生ス。本種ハ秋ノ七草トシテ叉芳香ヲ有スルカラ観賞二供スル品種デアル。

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出典参考書籍
左欄:原色牧野日本植物図鑑 コンパクト版Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ 牧野富太郎 著 北隆館 昭和60年4月20日
右欄:全植物図鑑  日本博物研究会 著  博物研究会出版部  昭和10年5月10日

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